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アメリカン・スタッフォードシャー・テリア

強靭な顎と抜群の機敏性を備えたこの種を【アメリカン・スタッフォードシャー・テリア】と言う。

イングランド原産の闘犬種を土台にもつ彼らは、UKC公認犬種【アメリカン・ピット・ブル・テリア】とよく混同される。たしかに、2010年以前のUKCは、この両方をまとめて【ピット・ブル・テリア】として公認していた。

しかし、実際にこの2種は長い間交わること無くそれぞれ別の繁殖ラインを辿り今に至っている。つまり、容姿は似ていても本質的に独立した犬種と言えるだろう。

“ピット(闘犬)”と称されていた過去から、未だに【攻撃性の高い犬種】としてみなされがちだが、それは違法な飼育管理、杜撰な飼育を行なったごく少数の飼い主の影響によるものであり真実は異なる。彼らの従順さと愛情深さ、温厚さは揺ぎ無い真の姿である。

  • 原産地:アメリカ

  • 体高:オス46~48cm メス43~46cm

  • 体重:オス24~31kg、メス18~25kg

  • カラー:全ての色可。ホワイト+他色、班も可。ただし、全身の80%以上のホワイトカラーおよびブラック&タン、レバーは好ましくない。

  • かかりやすい疾患:股関節形成異常、甲状腺機能低下症、アレルギー、毛包虫症、小脳性運動失調(神経学的疾患)、心疾患、遺伝性白内障

  • 寿命:12~14年

■アメリカン・スタッフォードシャー・テリア(american-staffordshire-terrier)■

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ハイライト

  • 販売価格は15〜20万前後。

  • アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは、家族に対しては愛情深いが、他者・他犬へは強い警戒心をみせる。ゆえに、親犬と子犬の気質選別は最も重要だ。決して、気弱・臆病な子犬を選んではいけない。高い警戒心が仇となる恐れが出てくる。

  • アメリカン・スタッフォードシャー・テリアには強いリーダーシップと、一貫したトレーニングが必須である。子犬を迎えたら早期社会化訓練と家庭犬としての服従訓練が必須であり、それは時として、生涯を通し必要となる。それ故に一般的に初心者には向かない犬種と言われている。

  • アメリカン・スタッフォードシャー・テリアはスポーティーでアクティブだ。毎日の散歩に加え、週に数回思いっきり走れる場を提供してやる必要がある。オビディエンスや嗅覚や知性を必要とする様々なジャンルの遊びやトレーニングを取り入れると良いだろう。

  • 尖った耳は手術により得られるスタイルである。

  • 股関節形成不全を考慮し、幼少期からの過度な運動やカルシウム摂取には十分注意しなければならない。

  • 健康で良い気質の子犬を取得するには、専門のブリーダーから譲り受けるように…と、言いたいところだが、日本でのJKC年間登録頭数は20頭前後と数が少ない。場合によっては輸入を視野に入れる必要があるため、それなりの高額な費用と労力を要するだろう。

適応性

 

マンション、アパートの適応

★★★☆☆

 

初心者への適応

★☆☆☆☆

感受性レベル

★★★★★

寒さへの適応

★★☆☆☆

暑さへの適応

★★☆☆☆

家族への愛情

★★★★★

子供への適応

★★★☆☆

他人への適応

★☆☆☆☆

他犬への適応

★☆☆☆☆

無駄吠えの傾向

★★★☆☆

グルーミングの頻度

★★☆☆☆

よだれの量

★★★☆☆

 

健康面の管理のしやすさ

★★★☆☆

 

訓練のしやすさ

★★★★☆

​​

知性

★★★★☆

狩猟欲

★★★★☆

番犬欲

★★★★★

 

運動の必要性

★★★★★

エネルギーレベル

★★★★☆

体重増加のための管理

​★★★☆☆

噛みの強さ

★★★★★

<資料YouTube>

闘犬として作出された歴史を持つこの種のかつての闘志欲は、愛好家達の努力によって今では殆ど抑えられている。

 

しかしメンタル面・身体的な能力の高さは変わらない。

ゆえに飼い主に求められることは、十分な子犬の時期の社会化訓練と、日頃からその能力を満たすドッグスポーツやトレーニング、遊びを取り入れ、心身共に満足できるような刺激を与えてやらねばならないということだ。