

■ジャーマン・ピンシャー(German Pincher)■
別名:ドイチャー・ピンシャー
ジャーマン・ピンシャーが品種として定められたのは1895年のことです。
ジャーマン・ピンシャーはミニチュア・ピンシャーの拡大版にも関わらず数が非常に少ない犬種です。ミニチュア・ピンシャーが年間3000頭の国内登録があるのに対し、ジャーマン・ピンシャーは年間数頭の登録があるかないか。
性格や気質はミニチュア・ピンシャーとほどんど同じですが、ミニチュア・ピンシャーよりは、クセがあり、自我を通す傾向があります。護衛犬として優秀で、訓練次第ではレスキューやドッグスポーツ、オビディエンスを十分にこなせる能力を持ちます。
以下はジャーマン・ピンシャー☓2匹とミニチュア・ピンシャーの動画です。スタンダードで記されている【拡大・縮小の関係でなければならない】というのがわかるくらいそっくりです。
適応性
マンション、アパートの適応
★★★☆☆
初心者への適応
★★☆☆☆
感受性レベル
★★★★☆
寒さへの適応
★★★☆☆
暑さへの適応
★★★★☆
家族への愛情
★★★★★
子供への適応
★★☆☆☆
他人への適応
★★☆☆☆
他犬への適応
★★☆☆☆
グルーミングのしやすさ
★★★★☆
よだれの量
★☆☆☆☆
健康面の管理のしやすさ
★★★☆☆
訓練のしやすさ
★★★☆☆
知性
★★★★☆
狩猟欲
★★★★★
運動の必要性
★★★★★
エネルギーレベル
★★★★★
体重増加のための管理
★★★☆☆
ハイライト
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ジャーマン・ピンシャーの耳と尾は手術により得られるスタイルです。
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ジャーマン・ピンシャーは警戒心の強い犬種です。しつけや訓練は必須です。
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毎日の運動(1日2回)が必須な犬種です。
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ジャーマン・ピンシャーは高い狩猟欲を持っており、何でも追いかけます、庭にはすり抜け防止のフェンスを厳重に設置する必要があります。
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狩猟浴が高いため小さすぎる子供のいる家庭では不向きな傾向があります。
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ジャーマン・ピンシャーは、頑固な気質をもつため、一貫性のあるしつけができるしっかりした所有者と家族を必要とします。
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ジャーマン・ピンシャーは、飛び付き癖を持ち易い傾向があるため早いうちから適切なトレーニングを必要とします。
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ジャーマン・ピンシャーは室内飼育向きの犬種です。
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ジャーマン・ピンシャーは適切な運動量が得られない場合、酷く破壊的になることがあります。
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ジャーマン・ピンシャーは退屈などのストレスを多く感じるとおもちゃなどの誤飲を頻繁に起こすことがあります。
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ジャーマン・ピンシャーは日本では数がほとんどいないため、高値で取引される傾向があります。
犬種データ
起源17世紀
原産地ドイツ
使役グループ 狩猟犬
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平均体高…45-50cm
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平均体重…12-20kg
コート:スムース
カラー:レッド(薄い赤から濃い赤まで)、ブラック・アンド・タン
気をつけたい病気:
股関節形成不全、白内障、ヴォンヴィレブランド病
寿命:12〜14歳
<資料=YouTube>